AORファンが相場数万円とも言われるオリジナルアルバムを血眼になって捜しまわるPablo Cruise。70年代に登場後、セカンドアルバムのLifelineで一躍サーフロックのトップバンドとして人気を獲得、カラパナ等と同じくフュージョン系のマニアからも高い評価を受けた彼らですが、その根強い人気とは相反してそのライブ音源は皆無に等しい状況でした。そんな閉塞的状況を打ち破るかの如く、1979年に行われた唯一度の来日公演より、2/12中野サンプラザでのステージを極上音質で収録したオリジナル・マスターテープを発掘。最新機材を用いたデジタルリマスタリングにより臨場感溢れる生々しい音像で当日のステージを再現した今作は、ファンにとっては正に青天の霹靂、涙モノのリリースといえるでしょう!