Name: Cozy Powell コージー・パウエル/Ultra Rare Studio Demo Collection Vol.3
SKU: CD-N02460
Price: 1630 JPY
Availability: InStock

Cozy Powell コージー・パウエル/Ultra Rare Studio Demo Collection Vol.3

コージー・パウエル所蔵のカセット・マスターより、貴重なデモやスタジオ・アウトテイクの数々を発掘してきた"Cozy Tapes"シリーズにおいても、ナンバリング・タイトルである「ALIVE IN STUDIO」は中心的存在。RAINBOWやWHITESNAKEなどのバンド活動に留まらない、コージーのソロアルバムや積極的なセッション・ワークを解明しようと試みるとき、今やこの作品からの発掘音源は欠かせない存在となっています。その「ALIVE IN STUDIO」の「１」および「２」では、コージーのソロ・アルバムである「OVER THE TOP」や、ジャック・ブルースとのプロジェクトを垣間見る事ができました。その前二作に対し、本作「ALIVE IN STUDIO 3」では、コージーがWHITESNAKEに在籍している当時に作業が進められ、1985年にリリースされた「PHENOMENA」プロジェクトからのデモ・アウトテイクを8トラック収録。「ALIVE IN STUDIO」シリーズ中でも異色かつ最も統一性のあるタイトルとして、ファンの定番となっています。元WHITESNAKEのメル・ギャレーと、その兄でプロデューサーのトム・ギャレーがタッグを組んだ"PHENOMENA"プロジェクトには、コージーのほかグレン・ヒューズやドン・エイリーといった、メルの多彩な人間関係が豪華なゲストとして参加。その優れた音楽性と演奏内容もあって、今なお '80年代中盤の名作として知られています。本作はその制作風景を、未発表テイクを含む8曲のデモ・トラックでパッケージした驚きの一枚。コージーのドラムをバックに、グレン・ヒューズのヴォーカルが大きくフィーチャーされた内容は、ハードロック／ヘヴィメタル・ファンにとって堪らない42分間です！　ここでは一曲ごとに内容を見ていきましょう。 1. Destiny 　"ヴォイス・オブ・ロック"ことグレンの神がかった歌唱が冴え渡るハードポップ・テイストの佳曲。ラフミックスながら曲・アレンジともすでに完成されています。「シングル・ヒットも狙える」タイプだけに、なぜアルバム未収録だったのか理解に苦しむ一曲です。 2. Twilight Zone 　ギター、ヴォーカルを被せる前、リズム・トラックです。アルバム以上にコージーらしいドラミングがクリアーに楽しめ、ファンには堪らないテイクになっています。またアルバムよりも1分以上長く演奏されています。 3. Believe 　アルバムで聴けた30秒間のギター・イントロが無いラフ・バージョン。ヴォーカルやコーラスはもちろん、ギターやキーボードもオーバーダビングされる前の状態です。シンプルな曲想と、いきなり響き渡るギター・リフには、完成版を知っている人ほど驚くでしょう。 4. Kiss Of Fire 　当初はWHITESNAKEの「Gambler」そっくりの作風が話題を呼んだこの曲は、実際にはメルが以前から温めていたデモをカヴァデールが採用したもので、この姿こそがオリジナル。イントロでは完成版にないキメから収録されています。　コーラス部分のポップなコード展開も含め、ヴォーカルやコーラスは全く入っていません。ソリッドなバッキング・バージョンは、同曲の違った一面を見せてくれます（なお、ギターソロはすでに入っており、ラフながらエンディングも用意されています）。 5.　Dance With The Devil 　コージーと思われるカウント入り。この曲もヴォーカルが入っていません。エフェクトを掛ける前のナチュラルなドラム・サウンドは、完成版とは別物と言える音像で、コージーらしいラウドでストレートな魅力を味わえます（特にラスト50秒のバスドラ連打パートは全コージーファン必聴）！ 6. Phoenix Rising 　本作の大きな聴き所。完成版はもとより、近年リリースされた3枚組リマスター盤で聴けたボーナス・トラックとも違う、"第三のバージョン"です！　アルバムより1分30秒も長く収録されているのがまず驚き。さらに0:18付近から（アルバムではシンセに代用されてしまった）シンバルでのアクセントがクリアに収録されています。グレンのヴォーカルを相手に、歌の出だしからバックでラウドに強打するコージーのスネア・アクセントも聴き逃せません！　アルバムでのリズム・サウンドはシンプルな処理にされましたが、このテイクはまさに"COZY MIX"。完成版はサビでフェイドアウトしますが、本テイクではエンディングで1分以上に渡り、ドラマチックなインスト・パートが続きます（間奏アレンジも長い点は要注目）。 7. Hell On Wings 　アルバムでは未収録の、ギター・アルペジオによるイントロ・パートが入っています。このイントロは約50秒ですが、豊かなメロディとドラマチックな展開は、聴き手を大いに驚かせるはず。 8. Assassins Of The Night Ultra rare studio demos collection taken from Cozy Powell's personal cassette tapes (Unreleased Tracks, Rough Mixes, Backing Tracks & Unmixed Demos) 本テイクも3枚組リマスター盤と異なるテイクで、ヴォーカル，ドラムとも別テイク。全体の音質もよりクリアで、ミックスも洗練されており、コージーのドラム・サウンドがよりストレートに聴こえるバージョンです。本音源ではそれぞれの楽曲をプレイしているメンバーも固まっており、まとまりのあるプレイと一貫した方向性は、バンド・サウンドらしい安定感に満ちています。ここで聴けるテイクがそのまま完成されていたら、コージーとメル、そしてグレンの組み合わせで"新たなTRAPEZE"ともいえるバンドが船出していたかも・・・と思わせます。収録時間の42分30秒にわたり、内容・音質そして価値、全てが極上のクオリティです。ハードロックおよびヘヴィメタル・ファンならば、誰もが手元にコレクションしたい必携の一枚と断言します！ 1. Destiny 2. Twilight Zone 3. Believe 4. Kiss Of Fire 5. Dance With The Devil 6. Phoenix Rising 7. Hell On Wings 8. Assassins Of The Night Cozy Powell - Drums Glenn Hughes - Vocals Mel Galley - Guitar John Thomas ? Guitar Neil Murray - Bass Don Airey - Keyboards Richard Bailey ? Keyboards