1986年7月17日イタリア、ミラノ公演の模様を、一聴するとサウンドボードかと思える、野外録音とは思えないハイクオリティー・オーディエンス・レコーディングにてコンプリート収録。まずこの日のライブは5曲がラジオ・オンエアーされた音源も存在するものの、そのサウンドボード音源に匹敵するオーディエンス・ソースより、こちらは完全コンプリート収録となるもの。またマリリオンのオープニング・アクトゆえ、通常の単独公演よりショート・セットながら、この時点で未発表の「WILD FRONTIER」などもすでに披露。またどの曲もアルバム以上にパワフルな印象で、やや軽いイメージがあった「Run For Cover」なども、こんなにハードな曲だったのかと、驚きを覚えるほどで、さらにメロディアスな「Empty Rooms」はゲイリーの紡ぐ流麗なトーンが感動的。 とにかくこの年はライブ自体を、フェス中心にわずか9公演しか行っておらず、時期的にも見逃せない要チェック・アイテム。 1. RUN FOR COVER/2. MURDER IN THE SKIES/3. SHAPES OF THINGS/4. WILD FRONTIER/5. VICTIMS OF THE FUTURE/6. SO FAR AWAY/7. EMPTY ROOMS/8. OUT IN THE FIELDS/9. ALL MESSED UP/10. ROCKIN' EVERY NIGHT/11. WISHING WELL/12. THE LONER [Live at Stadio Giuseppe Meazza, Milan, Italy 17th July, 1986]