マイケル・シェンカーを含むラインナップで劇的な再結成を果たしたUFOの1994年ジャパンツアーより、6月16日の東京・中野サンプラザ公演が、完全初登場の超高音質オーディエンス・マスターでリリース決定! 同ライヴでは公式級のサウンドボード音源が知られるものの、その大定番すら凌ぐような最高音質で、特別な東京公演がここに蘇るのです! バンドの歴史でも特筆される来日公演の模様を、新たな客席視点から満喫させる一本が、ファン必聴必携の2枚組完全CDで登場です!フィル・モグ率いるUFOは、バンド結成から現在に至るまで、様々なギタリストと幾多の名作を発表し、世界の各地で名演を披露してきました。'80年代にはポール・チャップマンやアトミック・トミー・Mら腕の確かなギタリストを迎えて活動を続け、'90年代の活動再開時にはローレンス・アーチャー、さらに近年ではヴィニー・ムーアなどが、それぞれバンドの屋台骨を支えて来ました。しかしロック史上に残るものといえば、やはりマイケル・シェンカーとの活動に尽きるというもの。'70年代における彼らのライヴは、公式の傑作『STRANGERS IN THE NIGHT』が物語るとおり、鬼気迫る凄まじいパフォーマンスに彩られています。それに匹敵するか、あるいは「越えていた」と言えるのが、1993年から'94年にかけて行われた再結成ライヴです。そのマイケル・シェンカーを擁する再結成UFOは、'94年6月に満を持してのジャパンツアーを実現しました。日本のファンにとって「マイケルがプレイするUFO」の来日は悲願そのもの。それがついに実現するとあって、再結成UFOの来日公演は大きな話題となりました。この来日公演では6月16日の東京・中野サンプラザ公演におけるサウンドボード音源が、公式級のクオリティで大定番となっています。以前はLangleyレーベルの傑作『THE RETURN TOUR 1994』が知られ、近年になってもアップグレード版の音源が『FORWARD TO RETURN』としてプレスCD化されるなど、UFOファンにとっては避けて通れない"絶対必聴"のライヴです。しかしこのライヴは「ステージ側の記録」が余りにも強烈過ぎるがゆえに、ライヴ音源で本来あるべき「客席側の記録」、つまりオーディエンス録音アイテムが欠けていた。いかに素晴らしいライヴでも客席の盛り上がりを実感できなければ片手落ち。熱心なマニアほど、優れたオーディエンス録音の登場を心待ちにしていたのではないでしょうか?今回はその欠けていた「客席側の記録」が、トレーダー間でも一切出回っていない最高音質のオリジナルDATマスターで奇跡の発掘! 録音者は、同じくマイケル・シェンカーの『THE MOVING ELEMENTS』ほか、DIO来日音源の最高傑作という呼び声も高い『DRAGON HEAD』を手掛けた名テーパー。(最近では驚愕の超高音質で話題のメタリカの『YOKOHAMA 1993』も!)サウンドボード音源にも迫る最高の聴き易さとダイレクト感に加え、サウンドボードでは体感できなかった生々しさ、会場の熱気をも真空パックして、UFO屈指のライヴを色鮮やかに蘇らせます!公式級サウンドボードが存在するライヴで、初登場のオーディエンス録音がいきなりCD化される・・・・・・マニアの方ならば、この一点をして「本録音のクオリティがどれほどのレベルなのか」とお察しが付くでしょう。しかし事実は、その想像を超えて素晴らしい! ずば抜けたクリアネスとライン級のダイレクト感はもはや大前提。ワイドな音の広がりに裏付けられた空気感は、ライヴを現場さながらの臨場感でたっぷりと楽しませます。それをいきなり実感させるのが、ライヴ本編に先立つマイケルのアコースティック・パート。ここで聴けるマイケルのクリアなギター・トーンは、はっきり言ってサウンドボード音源よりもリアルであり、なにより「温もり」を感じさせる。絶妙なエコーと艶やかな音色は、楽音を聴いたファン全てを唸らせるでしょう。 そしてUFOとしてのセット本編では、イントロから盛り上がる興奮と緊張感が堪らない! 「Natural Thing」のオープニングでは、湧き上がるような観客の興奮と盛り上がりが絶品。これには聴き手も、実際に会場でライヴに参加している感覚に囚われるでしょう! ヘヴィな「Mother Mary」のうねり、繊細さとアクティヴな躍動感が入り混じる「This Kids」、マイケルのギターが鋭角的な音色で繰り出される「Hot 'N' Ready」・「Too Hot To Handle」など名曲名演の数々からは、優れた実況録音ならではの旨みが溢れています。何より聴きごたえに富んでいるのが「Only You Can Rock Me」でしょう。フィルの煽りに応えて観客が大合唱するコーラス部分はぜひお楽しみ頂きたい名場面。ほとんど「一方通行」だったサウンドボードとは異なり、観客がヴィヴィッドに反応するライヴリーな熱さとジューシーな臨場感は何度聴いても素晴らしい! この現場体験は優れたオーディエンス録音ならでは! ほかにも色鮮やかなサウンドで描き出される「Let It Roll」に「Out In The Street」、「Love To Love」のドラマティックな叙情性など、聴き手に息もつかせぬ名場面が次から次へと連発。ライヴのクライマックスである「Lights Out」・「Doctor, Doctor」や「Rock Bottom」も、バンドが目の前にいるようなド迫力で繰り出されます!マイケルの冴え渡るロングソロをフィーチャーした「Rock Bottom」でメインセットを終えた後は、「Shoot Shoot」さらに「C'Mon Everybody」がアンコールで炸裂! どちらもオーディエンスの熱気がバンドの"演奏を楽しんでいる"というムードと溶け合い、場内いっぱいにスポンテニアスなムードが広がります。全編にわたって臨場感満点。随所で噴き出すポジティヴな会場のサウンド・・・・・・これこそ、サウンドボードとは一味もふた味も違う、オーディエンス録音のみの魅力です! RAINBOWの1976年来日公演最終日(12月16日・夜の部)や、BLACK SABBATHの1980年東京最終日(11月18日)に代表されるとおり、日本における「特別なライヴ」では、オーディエンス録音とサウンドボードの双方で特筆される音源が残されています。逆に言えば、これら複眼的な視野があるからこそ、ライヴが「特別なもの」に位置づけられたとも考えられる。今回登場した本録音により、UFOの1994年来日公演も、今後は従来から一段上がったポジションで語られる事でしょう!バンド史上にも残るライヴの模様を、最上級の実況録音で生々しく、かつサウンドボード音源にも勝るようなスーパー・サウンドで刻み込んだ本作は、大定番『FORWARD TO RETURN』に並ぶ一本になること間違いなし! Live at Nakano Sunplaza, Tokyo, Japan 16th June 1994 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters) Disc 1 (45:19) Michael Schenker Acoustic Set 1. Positive Forward 2. Peace UFO 3. Intro 4. Natural Thing 5. Mother Mary 6. Let It Roll 7. Out In The Street 8. This Kids 9. Only You Can Rock Me 10. Love To Love Disc 2 (43:47) 1. Hot 'N' Ready 2. Too Hot To Handle 3. Lights Out 4. Doctor, Doctor 5. Rock Bottom 6. Shoot Shoot 7. C'Mon Everybody Phil Mogg - Vocal Michael Schenker - Guitar Pete Way ? Bass Paul Raymond - Keyboards & Guitar Andy Parker - Drums