MR.BIGのビリー・シーンと元メンバーでもあるリッチー・コッツェン、そして元ドリーム・シアターのマイク・ポートノイによる、2013年話題のニューバンド、THE WINERY DOGS。その最強トリオによるアルバム・リリース後の、初ワールド・ツアーはここ日本からスタートし、その最終日となった7月18日赤坂ブリッツ公演を、ビリーがステージ上で使用した、モニタリング用非圧縮のイヤーモニター・ソースによるライン音源と、フロント・ローからレコーディングされた24bitデシタル・オーディエンス・マスターを、完全フル・マトリックス収録してここに!音質はいずれもクリアーだけでなく、音のダイレクト感や音圧感、各パートの分離もカンペキな、まさにサウンドボード・レベルといえるもので、リッチーのソウルフルなスモーキー・ヴォイスに、変幻自在のギター&キーボード、地を這い回り迫り狂うビリーの歪んだベース、そしてマイクの強烈なドラムワークなど、シンプルにして奥深いパワートリオの繰り出すサウンドの全てを、最高のバランスでここに再現。まず当初はマイク・ポートノイ、ビリー・シーンにジョン・サイクスというラインナップで「BAD APPLE」と名付けられたバンドを結成するも、バンドに対する方向性の違いでサイクスが脱退し、バンドは崩壊。しかしその後旧知のリッチー・コッツェンを迎え入れることにより、自体が急変。バンド内のケミストリーが炸裂し、アルバム完成、そして来日公演決定とトントン拍子に話が進みまくり、何とこの初来日公演が、バンド史上初のライヴ・デビューとなる、記念すべきワールド・プレミアな来日公演となることに。そして来日3公演、全てが早々にソールド・アウトとなった注目のライブは、デビューアルバムから全曲をプレイ。そしてポイズン、MR.BIG、リッチーのソロ曲、またバンドの音楽性を象徴するかのような意外なエルヴィン・ビショップのカバー、そしてもちろんマイク・ポートノイやビリーのソロもありと、もう全てが聞きどころばかり。特にシンプルな楽曲に隙あらばと音数、手数、足数をねじ込んでくるマイクとビリーのリズム・セクション、ピックを使わずテクニカルなフレーズを繰り出すリッチーのプレイは当然聴き応え満点で、アルバムでは歌に重点を置いていた中、ライブではテクニカルなインタープレイや、ジャム的なアドリブを披露するあたりは、やはりこの3人ならでは。そして終盤、MR.BIGの「Shine」がこの日一番の盛り上がりを見せたトータル110分に及ぶこのライブは、この前日の日本青年館がオフィシャルDVDでリリースされるため、セットで持っておきたい永久保存メモリアル・アイテム。 Disc 1 : 1. Intro 2. Opening 3. Elevate 4. We Are One 5. Criminal 6. One More Time 7. Time Machine 8. Damaged 9. Six Feet Deeper 10. Drum Solo 11. The Other Side 12. Bass Solo 13. You Saved Me 14. Not Hopeless 15. Stand (Poison) Disc 2 : 1. You Can't Save Me (Richie Kotzen) 2. Shine (Mr. Big) 3. I'm No Angel 4. The Dying 5. Regret 6. Fooled Around And Fell In Love (Elvin Bishop) 7. Desire 8. Ending [Recorded Live at Akasaka Blitz, Tokyo, Japan, July 18th 2013] Richie Kotzen - Guitar, Keyboards, Lead Vocals / Billy Sheehan - Bass, Backing Vocals / Mike Portnoy - Drums, Backing Vocals