1986年「The Ultimate Sin」に伴う日本ツアーより、6月2日の武道館公演を、オリジナル・マスター・カセットより1時間30分に渡ってハイクオリティー・オーディエンス・レコーディングにてコンプリート収録。とにかく音質が良く、ウルトラクリアーに録音されたBark At The Moon のジェイク・E・リーの迫力満点のソロ・プレイなどは鳥肌もの。また他のツアーでは後半に演奏されるタイトルトラックのThe Ultimate Sinを2曲目に演奏しているのも新鮮で、これ以外にもNever Know Why、Killer Of Giants、Thank God For The Bomb、そして故ランディ・カスティロのドラム・ソロをインサートしたSecret Looserといった同アルバム・ナンバーは、この時期のみ。ツアーを経て、バンドのパフォーマンスも全体のまとまりも含め強固なもので、完成度の高いライブ・パフォーマンスを披露。そして何と言っても凄いのがジェイクのプレイで、高速ソロからワイルドなリフプレイまで、どの曲でも存在感抜群の別格の演奏で聴き手を圧倒。