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Ozzy Osbourne オジー・オズボーン/PA,USA 1986

ある日本人から直接手渡された1本のカセット・テープ。そこには、彼自身が本場に渡り、その耳で確かめてきた音の光景が詰まっていました。数々のミュージシャンの来日公演を収めてきたテーパーが、1986年にアメリカへ渡って記録したライヴ・アルバム。それが本作です。もちろん、ネットはおろかトレードでも一切出回っていない、全世界初登場の蔵出し音源。録音から約30年、ついに日の目を見たマスターをリリースいたします!およそ30年に渡って秘匿されてきたカセットに記録されていたのは、1986年のオジー・オズボーン。“THE U.S. ULTIMATE SIN TOUR 1986”のフィラデルフィア公演です。幾多の来日公演を収めてきたテーパーだけに、そのサウンドは本当に素晴らしい。このツアーでは、名匠Crazy S.コレクションの「THE ULTIMATE BLITZ(Langley Deluxe 020)」や「ULTIMATE SIN IN CHICAGO(ZODIAC 024)」といった傑作もありますが、本作のクリアさはそれらの傑作と同等かそれ以上。先の傑作群では、所々オーバーピークになる箇所もありましたが、本作ではそういったビビリさえないのです。さすがに“会場の特性を知り尽くした”とは言えないものの、日本人らしいきめ細やかな配慮が行き届いた端正な録音が美しい 。オジーの客席録音というと、ベースが拾い切れていないものが多いのですが、本作はしっかりと記録していながら、出しゃばりすぎない絶妙な低音まで楽しめる。後にMOLEY CRUEへ加入するランディ・カスティロのグルーヴも活き活きと躍動し、いつになく通りの良いオジーのヴォーカルも絶好調です。しかし、一番輝いているのは、やはり天才ギタリスト、ジェイク・E・リー! “BARK AT THE MOON TOUR”でも、はち切れんばかりの若さで爆弾きを聴かせてくれましたが、彼の本領発揮と言えば、“THE ULTIMATE SIN TOUR 1986”以外にありません。なにしろ、アルバムのほとんどを書き上げ、ステージでも音楽監督として全面的に掌握したツアーなのですから。しかも、その後はすぐに脱退してしまい、BADLANDSではブルースロックへと転向してしまった。もちろん、BADLANDSも素晴らしかったですが、ジェイクに一番望まれているのは、LAメタル的なポップなハードロックでしょう。つまり、本作は、ジェイクの人生でキャリアで最も輝いた瞬間を収めているのです!実際、爆弾きはそのままに、より“サウンド”にもこだわった演奏が素晴らしい。エフェクトを深くかけて広大なスケール感を醸す「Thank God For The Bomb」、実にアメリカ的な乾いた風の幻想を聴かせる「Killer Of Giants」、グルーヴとポップさで転がす「Secret Loser」……ほかのツアーでは聴けない「THE ULTIMATE SIN」の名曲群がたっぷりと楽しめる。「Never Know Why」「The Ultimate Sin」がないのは悔やまれますが、「Bark At The Moon」「Shot In The Dark」の2大代表曲もばっちりです。そんなジェイク・ミュージックを彩っているのは、カラッと乾いていながら切れ味の鋭いサウンド。ずっしりとしたSABBATHやザック・ワイルドの重みとも、しっとりとした泣きのランディ・ローズとも違う、しなやかな切れ味。実際、大量に演奏されるランディ時代の名曲ですら、湿度よりもしなやかでシャープさが際立って聞こえます。“曲本来の姿じゃない”と言いたいのではありません。湿度が抜けた分、メロディ自体が持つ流るような美しさが、キラキラと輝き、軽やかに舞う。“THE ULTIMATE SIN TOUR 1986”ならではの特色でもありますが、本作のオーディエンス・サウンドは、その色合いが殊更強烈。やはり本場アメリカ以外だからかも知れません。Crazy S.のイギリス録音「THE ULTIMATE BLITZ」や日本公演の「ULTIMATE BUDOKAN(Shades 061)」等もリリースされていますが、当時のジェイクとオジー(とシャロン)が狙ったオーディエンスは、あくまでアメリカ。楽曲を邪魔することはないものの、歌いに歌い、曲間で狂喜が一気に吹き出すオーディエンス・ノイズ。まさに、このサウンドを世界一望んでいる観客に違いない。そんなオーディエンスに囲まれたライヴなのです。思えば、この時ほど、ランディ・ローズの幻影を感じさせないツアーはなかったかも知れません。ランディと共演したボブ・デイズリー、ドン・エイリー、トミー・アルドリッチは去り、ランディを敬愛して止まないザックやジョー・ホームズとも出会っていない。ランディと面識のないメンバーで固められつつ、伝説への敬意ではなく、同世代のライバル意識を感じさせるアンサンブルなのです。本作はなによりも、ジェイク・ミュージックの輝きこそが眩しい1本ですが、ランディの存在感が極めて希薄な分、楽曲自体の輝きがクローズアップされ「作曲家:ランディ」や「メロディ・メイカー:オジー」も浮き立ってくる。そんな不思議なライヴです。THE BEATLES譲りのオジー・メロディを、LAメタル人脈のジェイクが見事にまとめ上げ、日本が誇る名テーパーが記録しきった1本。約30年前に全世界を席巻したワールドワイド・メタルを2CDに詰め込んで、あなたにお届けします。 Live at Spectrum, Philadelphia, PA. USA 18th September 1986 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND(from Original Masters) Disc 1(50:02) 1. Intro 2. Carmina Burana 3. Bark At The Moon 4. Suicide Solution 5. Mr. Crowley 6. Shot In The Dark 7. I Don't Know 8. Killer Of Giants 9. Jake E. Lee Guitar Solo 10. Thank God For The Bomb 11. Flying High Again Disc 2(31:34) 1. Band Introduction 2. Secret Loser 3. Randy Castillo Drum Solo / Secret Loser (Reprise) 4. Iron Man 5. Crazy Train 6. Paranoid Ozzy Osbourne - Vocal Jake E. Lee - Guitar Phil Soussan - Bass Randy Castillo ? Drums John Sinclair ? Keyboards

Ozzy Osbourne オジー・オズボーン/PA,USA 1986

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