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Queen クィーン/Okayama,Japan 1975

クィーン伝説の1975年初来日ツアーより、ツアー5日目の4月28日、岡山県体育館公演を初登場のオーディエンス録音で収録。ネットを経由して登場した世界中のマニア驚愕の逸品をディスク化。マスターは120分テープでディスク1にはテープA面に収録されていたと思われる63分を高音質で収録しており、14曲目のKeep Yourself Aliveの1分目の歌い出しの部分からやや音が篭り、続く Seven Seas Of Rhyeは後半未収ですが、この前半1時間は音質も十分に良好で、聴き応え満点です。鮮度抜群、篭りやヒスノイズも少なく、意外に楽曲がオンに収録されており、聴き手を驚かせます。音に深みと広がりがあり、自然なクリアーさと音のパンチを堪能できる素晴らしい録音です。初期ナンバーがフィーチャーされた魅惑のセットと、この時期のみと言える繊細で官能的な演奏は圧巻、全てのクィーン・ファン必聴と断言できるパフォーマンスの数々を堪能できます。Ogre Battleの3分50秒台でバックが構成を混乱したのか、ブレイク無しで歌入りします。同曲終演後、フレディの日本語での「私たちは日本に来てとても幸せです。」に続き「It's nice to be here Okayama」というMCを聴くことができます。意外に男性ファンの声が大きいことにも注目です。ディスク2はStone Cold Crazyは途中からの収録。残念ながらこのカセットB面に収録されているショウ後半の音質はA面に比べると音が遠く、こもってしまっています。何を演奏しているかは判断できるので、最悪と言うわけでないのですが、A面と同じ環境で録音できなかったのは残念です。それでも、スロウなダイナミック・バラード In The Lap Of The Gods...Revisitedなどはこの音でも十分に楽しむことができます。ファンは誰しもが、この貴重な音源を残してくれた録音者に感謝しながら、感動の思いで聴き入ってしまう事でしょう。ラストのSee What A Fool I've Beenも必聴。真のクィーン・ファンにとって、今年一番の出物とも言える驚愕のタイトルです。

Queen クィーン/Okayama,Japan 1975

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