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Rainbow レインボー/California,USA 1978 & more

RAINBOWの「LONG LIVE ROCK 'N' ROLL」に伴う北米ツアーにおいては、放送用音源が残っている7月23日のアトランタ公演が特に有名ですが、レア曲の「L.A. Connection」が取り上げられた5月のフレスノ公演とルイビル公演のオーディエンス録音も、ファンの間ではよく知られています。この2公演は数年前に出た既発盤が定番とされていましたが、両公演を共にマスター・クオリティを確信させるサウンドで収めた本作「DEFINITIVE L.A. CONNECTION」は、余計なイコライズ感を一切感じさせないナチュラルな音像が、既発を聴き込んだマニアをも驚かせました。今回はマニアをも唸らせた本作が、ファンの熱いラブコールに応えて再登場です! RAINBOWの'78年アメリカツアーは主にREO SPEEDWAGONの前座としてサーキットしたもので、ヨーロッパや日本におけるショウに較べてコンパクトな内容ですが、ショウの密度は高く、聴き手に休む間を与えません。この両公演をスペシャルな存在にしている「L.A. Connection」はもちろん、アメリカ市場で成功しようとアグレッシヴなプレイを繰り広げるバンドの演奏は、聴き手の耳を大いに惹き付ける事でしょう。 ディスク1には5月21日のフレスノ公演"ワーナーズ・シアター"公演を、64分間に渡り収録しています。ロニーのヴォーカルが素晴らしい抜けの良さで捉えられた音像は驚くほどで、低音のパワーに裏付けられたコージーのドラム、切れのあるリッチーのギターは確かな聴き応えを聴き手にもたらしてくれます。ややブーミーながらボブ・ディスリーのベースがはっきり聴こえるのもファンには嬉しいでしょう。オープニングの「Kill The King」から「Mistreated」挟み、ロニーの「ニューアルバムから2曲」というMCに続き、トリッキーなリフが刻まれて本作目玉の「L.A. Connection」がスタートします。あまりライヴ向きでは無いと思われる同曲ですが、ファットな音色のリズムとロニーのパワフルな歌はさすが。リッチーもスライドを用いたソロで中近東音階のアドリブを聴かせるなど、演奏内容もなかなか面白いです。ここからメドレーで「Long Live Rock 'n' Roll」に展開する構成は新作アルバムのプロモーションにかけるバンドの意気込みを感じます。時間制限の都合からか、この日は「Man On The Silver Mountain」イントロで「Lazy」が取り上げられず、曲本編へストレートに突入します。日本公演で聴けたパターンとは異なる曲のスタートはむしろ新鮮です。この「Man On The Silver Mountain」メドレーでは、「Blues」からロニーのヴォーカル・インプロヴィゼーションにかけてテープ反転に伴う微細なカットが発生します。しかしそれ以降は全体的な音の抜けや明度も(多少ながら)向上し、ややブーミーだった低音も歪みがほとんど気にならなくなります。「Still I'm Sad」とコージーのドラムソロもクリアさと迫力を併せ持ったサウンドで満喫できます。ここは既発のノイズ感が気になった人にぜひ聴き比べて欲しいパートです。 ディスク2はフレスノ公演から6日後に当たる5月27日のルイビル公演です。テーパーがマイクの設置に手間取ったのか、こちらでは「Kill The King」冒頭でやや音が揺らぐ部分もありますが、以降は低域から高域まで無理なく録音された上質なサウンドでショウの模様を堪能できます。このルイビル公演における「L.A. Connection」では、イントロ・リフの間にブレイクを挟んでいるのが特徴です。結果として全員の演奏が入るタイミングが合わず、締まりのない演奏になってはいますが、よりフックの効いたアレンジを聴かせようとした試みは評価されます(また中間のスライドソロでは、フレスノと違い通常の音階で弾いています)。全体的にカッチリした演奏に終始していますが、ラストの中途半端なブレイクも含み、やはり「ライヴに向かない」印象は残ります。この日をもって同曲がセット落ちしたのも、リッチーが演奏の出来を振り返り「もうこの曲は止めよう」と考えたからかも知れません。なお、この日も「L.A. Connection」からメドレーで「Long Live Rock 'n' Roll」に展開します。この2曲の後でリッチーがチューニングを始め、「Man On The Silver Mountain」へ入るのに2分ほど掛かりますが、これ以降は磐石の演奏で、ラストまで安定感と爆発力に富んだ演奏を楽しませてくれます。本録音もディスク1と同様「Man On The Silver Mountain」(1:27頃)にテープチェンジと見られる微細なカットが発生しますが、全体的な録音時間では20分近くも上回り、3分以上長く演奏している「Mistreated」や、「Lazy」を用いたイントロが聴ける「Man On The Silver Mountain」、演奏冒頭で5分以上に渡るギターソロがフィーチャーされた「Still I'm Sad」など、'77年ヨーロッパツアーや同年来日公演にも通じる充実した演奏は大きな聴き所です。細部のアレンジも含めてショウの構成が完成に向かっていく時期の演奏は聴き所に溢れており、'78年の「LONG LIVE ROCK 'N' ROLL」ツアーにおける重要な一場面だと言えるでしょう。1978年のライヴ音源は日本公演でのテイクが定番でしょうが、「LONG LIVE ROCK 'N' ROLL」リリース後のライヴではこのアメリカツアーの、しかもごく一部の音源しか知られていません。同ツアーは結果的にロニー時代RAINBOWにおいて最後期に当たり、ロニー時代の総決算と位置づける事も可能です。その中でもトップクラスのレアライヴを極上の音質で収めた本作は、RAINBOWファンならば絶対に手に入れておきたい一本。 Live at Warners Theater, Fresno, CA. USA 21st May 1978 TRULY AMAZING SOUND Live at Louisville Gardens, Louisville, KY. USA 27th May 1978 TRULY AMAZING SOUND Disc 1 Live at Warners Theater, Fresno, CA. USA 21st May 1978 1. Intro. 2. Over The Rainbow 3. Kill The King 4. Mistreated 5. L.A. Connection 6. Long Live Rock 'n' Roll 7. Man On The Silver Mountain 8. Blues 9. Vocal Improvisation/Night People/Man On The Silver Mountain 10. Still I'm Sad 11. Beethoven 9th/Keyboard Solo 12. Drum Solo feat. 1812 Overture 13. Still I'm Sad(reprise) Disc 2 Live at Louisville Gardens, Louisville, KY. USA 27th May 1978 1. Intro. 2. Over The Rainbow 3. Kill The King 4. Mistreated 5. L.A. Connection 6. Long Live Rock 'n' Roll 7. Lazy/Man On The Silver Mountain 8. Blues 9. Vocal Improvisation/Night People/Man On The Silver Mountain 10. Guitar Solo 11. Still I'm Sad 12. Beethoven 9th/Keyboard Solo 13. Drum Solo feat. 1812 Overture 14. Still I'm Sad(reprise) Ritchie Blackmore - Guitar Ronnie James Dio - Vocal Cozy Powell ? Drums Bob Daisley - Bass David Stone - Keyboards

Rainbow レインボー/California,USA 1978 & more

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