1995年「Stranger In Us All」に伴う日本ツアー初日、11月11日の代々木国立競技場公演を、録音者マスターカセットよりべスト・クオリティー・オーディエンスにて2時間20分に渡って完全ノーカット収録。84年3月以来となったレインボー公演を待ちに待ったファンが集結した東京初日ライブのドキュメントで、ギター・ノイズが轟き、待ちに待ったOver The Rainbowが流れる、会場は絶叫の嵐に包まれる様をリアルかつクリアーなサウンドで再現。その後は、このツアーにかけるリッチーの気合は相当なものだったと伝えられている通り、バンドも入念なリハーサルを行っており、リッチー&バンドの放つ一曲ごとの充実したプレイは、驚くほどのクオリティー。特にWolf To The Moon をイントロにプレイされるDifficult To Cure前半の中近東フレイバーたっぷりのソロや、Man On The Silver Mountain のイントロでの3分近いミステリアスなムードのプレイ。さらにアカペラ風のイントロから始まるTemple Of The King は8分近い熱演などは聞きどころで、特にこの曲のライブ・ヴァージョンを初めて聞いた観客は感動もの。日本で始めて披露された新生レインボーのフルセット・ショーを目にした観客の興奮と熱気もダイレクトに伝わってくるファン必聴アイテム。