ツアー3日目の神戸公演を収録しています。この日は終了後にすぐ次の公演地、広島に向かうスケジュールになっていたため、新幹線の時刻に間に合わせる必要があり、他の日と比べると短縮されたコンサートとなっています。しかし、内容自体はかなり密度が濃いものとなっています。ベースがあまり聞こえないので低域がもうちょっと欲しくなる感じがしますが、それ以外は大変良好なバランス、音質のオーディエンス録音だと思います。このライヴCDのタイトルになっている" passe et medio"とは、リッチーが愛聴しているルネッサンス時代の作曲家、ティルマン・スサートの作曲した" dansereye"の2曲目となっている曲のタイトルで、" mond tanz"のイントロで、そのメロディーの一端を耳にすることが出来ます。