元レインボーのメンバーとリッチー・ブラックモアの実息子であるユルゲン・ブラックモアによるスーパー・プロジェクトの2009年来日公演より、2日目となった4月29日名古屋ダイアモンド・ホール公演を、1Fフロント・ローからのDATマスター・オーディエンス・レコーディングにてコンプリート収録。この日もオールド・ファンの期待と興奮の高まる中、”Tarot Woman”でスタート。その後も2日前の大阪公演と同様のセットリストでショーは進行し、もちろんレインボー・クラシック・オンパレードに、この名古屋でも全曲サビは大合唱。そしてユルゲンを含めメンバーもやや余裕が生まれ、にこやかに観客の声に応えるシーンも多数。そして全曲熱唱するジョーのパワーに引き連られ、特に終盤はヒートアップ。ユルゲンも大阪に比べると落ち着いたプレイで、ソロもリッチーゆずりの華麗なフレーズも披露。音質も全編PA近くのためか、とにかく迫力と安定感はバツグン。往年のファンにとっては忘れられない忘れ一夜になるメモリアルなライブをベスト・クオリティーで。