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Whitesnake,Dio ホワイトスネイク ディオ/England 1983

Monsters Of Rock」フェスティバルより、ファンにとっては特に重要な1983年8月20日第4回開催の模様を収めた、ファン垂涎アイテム!この1983年はWHITESNAKEが2度目の出演にして早くもヘッドライナーの座を射止め話題になり、そのWHITESNAKEとDIOの演奏をどちらも、従来流通していたオーディエンス録音ソースとは一線を画する、最上級マスターをダイレクトに使用して完全収録。まずDisc:1のDIOはサウンドボード音源も知られるショーながら、開演前のMCから既発未収録のアンコール「Evil Eye」まで、驚愕の高音質でコンプリート収録。DIOはこのステージの直前、7月23日にデビュー・ライヴを行ったばかりで、フェスティバルの大舞台が10公演目にして事実上のお披露目ステージとなり、バンドとしてはイギリス初上陸であるものの、「Stand Up And shout」や「Rainbow In The Dark」といった「HOLY DIVER」からの楽曲は、新曲でありながらすでに威風堂々たる存在感を放出。また若きヴィヴィアン・キャンベルは持ち前の切れ味鋭いギタープレイを披露。サウンドボード・ソース並みのクリアーさと明瞭なパートの分離をもった極めつけの録音は絶品の一言で、特にロニーの歌とヴィニー・アピスのドラムのド迫力は鳥肌もの。さらにボーナスとして、E.P.「RAINBOW IN THE DARK」より同日のライン音源を4曲収録。またラストに収録された「Evil Eyes」はシングル収録の別バージョン・テイクであり、「LAST IN LINE」で聴けるものとはミックス・エンディング共に別もの。 そしてDisc:2&3にはヘッドライナーを務めたWHITESNAKEの演奏を、こちらも約90分間フル収録。バンドメンバー全員の演奏をバランスよく包括しており、マイルドで均整の取れた音像が特徴で、そのウェットかつ中音域のコシが効いたサウンドは絶品。またコージーにとっては3年ぶりの「MONSTERS OF ROCK」であり、大観衆を前にして彼のプレイはいよいよ輝いています。他にもこの日「Crying In The Rain」に代わって、特別に演奏された「Mistreated」はRAINBOWバージョンとのハイブリッドと言える独特な個性がありますし、後半のドラム・ソロがまたビッグなスケール。またカヴァデールも、ライヴ初披露となる「Guilty Of Love」での歌唱や、感動的な「Here I Go Again」、ドラマティックな「Fool For Your Loving」など、どれを取っても素晴らしいの一言。またこのライブは公式ビデオでもお馴染みではあるものの、コージーやジョン ロードのソロに加えアンコールまでばっさりとカットされた内容だったので、この日の全貌を聴く事ができるのは、ファンにとって無上の喜びと言えるもの。

Whitesnake,Dio ホワイトスネイク ディオ/England 1983

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