Name: Whitesnake ホワイトスネイク/Sweden 1984
SKU: CD-N01718
Price: 1940 JPY
Availability: InStock

Whitesnake ホワイトスネイク/Sweden 1984

この「５人編成」が実現したのは、ツアー中の1984年４月７日（イギリス→ドイツの移動日）。「６人編成」のまま、ドイツの地元のお祭りに繰り出したメル・ギャレイとサイクスは悪戯心を起こし、駐車場の車を飛び越えようとジャンプ。ところが、着地に失敗してギャレイが骨折してしまいます。本来であれば、ツアーはキャンセルされるところですが、前月にカヴァデールの不調で一度キャンセルしていた振り替え日程だったために再キャンセルはできず、ツアーを強行することになったのです。ところが、これが運命を変えました。仕方なしに強行された「５人編成」のライヴは、“アクシデントを乗り越えてやる！”という意気込みがポジティヴに働き、サイクスが八面六臂の大活躍。カヴァデールも「信じられないほど素晴らしい。WHITESNAKEが初めてバンドになったと感じたよ」と語るほどの大充実アンサンブルとなったのです。つまり、その後の“スーパーロック'84”の熱演、さらには「SERPENCE ALBUS」のギター・オリエンテッドの原点が、この瞬間に生まれたわけです!!本作は、その貴重極まる「５人編成」５回目のストックホルム公演をグレイトなオーディエンス録音で記録したフル収録のライヴ・アルバムです。公式DVD「LIVE IN '84」のボーナス映像もストックホルムですが、その直前にあたる４月14日。オフィシャル「LIVE IN '84」の映像は、テレビ番組用にホテルのカジノで収録され、ファンでもなんでもないスーツ姿の人々が座って眺めているものでしたが、こちらはスタジアムによる熱狂のステージです（もちろん、ロードやコージーのソロタイムも完全収録！）。この録音はアナログ時代から知られており、今は亡き『炎』誌で「サウンドボード」と紹介されていた強力録音でした。さらに、アップグレード盤の「SWEDISH SLIDER」がリリースされたこともありましたが、もちろん本作はそれらのリマスターなどではありません。この度、まったくレベルの違うマスターの発掘に成功。明らかに鮮度が良く、各楽器の輪郭もビビッドで演奏の詳細までキッチリと分かります。さらに今回は、そのハイパー・サウンドを十二分にご堪能いただけるよう、今回はエッジにこだわったマスタリングに仕上げました。「サウンドボード」として出回った、あのサウンドが数段のレベルアップ……既発をご存じの方ほど、この鮮やかさには驚かれることでしょう！そして、レア度以上にライヴ内容がエピック！　ギャレイ負傷のアクシデントはサイクスに止まらず、コージー・パウエル＆ニール・マーレイのリズム隊の奮起も呼び込み、「６人編成」以上にアップテンポでエネルギッシュ。さらに注目なのが、ジョン・“マエストロ”・ロードです。この直後にDEEP PURPLE再結成のために脱退してしまいますが、ここでは突然のリード・パートの増量に“やる気スイッチ”がオン！　新時代のヒーロー、サイクスの弾き倒しにもカラフルで変幻自在のインプロヴィゼーションで応戦、歌やバッキングの隙間に沸き上がるオブリガートで熱いリードバトルを繰り広げています。ロードの脱退に際してサイクスは「時代遅れのオルガンがなくなって良かった」と発言しますが、それが強がり、もしくはリードを奪い合う強敵がいなくなった安堵のセリフであったことがハッキリと分かる。全パートが歴史に名を残すスター・プレイヤーぞろいであり、なおかつピンチをチャンスに変える意気込みに燃えたぎるスーパープレイの連発です！歴史を振り返ってみれば、TYGERS OF PANG TANGから常にツインギターのバンドで弾いてきたサイクスが初めて独り立ちしたのが、この「５人編成白蛇」でした。“独りでもイケる！”という驚き・喜び・充実感に溢れていながら、キャリア最大の強敵となるジョン・ロードとしのぎを削るライヴ。それが悪かろうはずがありません。ミラクル・ライヴに呆然自失状態で聴く「We Wish You Well」……この感無量な充実感を、ぜひ体験して頂きたいっ！ギャレイとサイクスが悪戯心を起こさなければ、直前にカヴァデールがキャンセルをしていなければ、実現しなかった奇跡のバンド。その後の「SERPENCE ALBUS」の大ヒットも、この偶然がなければ起こりえなかったわけです。運命の女神の悪戯から30年、ついに“最強ラインナップ”の真実をハイパーサウンドで確認できる日がやってきました。わずか６公演、爆音・ダメ録音だらけの「５人編成白蛇」の中で、奇跡的に残されたサウンドボード顔負けの完全収録アルバムです。オフィシャルDVD「LIVE IN '84」だけでは分からない“最強白蛇”の記録。 Live at Johanneshov Isstadion, Stockholm, Sweden 14th April 1984 PERFECT SOUND(UPGRADE) Disc 1(47:02) 1. Intro 2. Gambler 3. Guilty Of Love 4. Ready An' Willing 5. Love Ain't No Stranger 6. Here I Go Again 7. Slow An' Easy 8. Introduction Of John Sykes 9. Crying In The Rain 10. Blindman / Soldier Of Fortune Disc 2(46:51) 1. Introduction Of Cozy Powell, Neil Murray & Jon Lord 2. Keyboard Solo 3. Drum Solo incl. Mars 4. Ain't No Love In The Heart Of The City 5. Fool For Your Loving 6. Need Your Love So Bad / Thank You Blues 7. Slide It In 8. Don't Break My Heart Again 9. We Wish You Well David Coverdale - Vocal John Sykes - Guitar Neil Murray - Bass Cozy Powell ? Drums Jon Lord ? Keyboards