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Toto トト/Tokyo,Japan 2016 IEM Version

終了したばかりの“TOTO XIV JAPAN TOUR 2016”のIEMアルバムがリリース決定です。仙台から福岡まで列島を縦断して新たなTOTOの魅力を強烈に披露していった彼らですが、本作が記録されたのは「2016年3月7日・武道館」公演。オーディエンス・アルバム『BUDOKAN 2016』と同じライヴです。IEMと言えば、ライヴ中のメンバーやスタッフがイヤホンで聴き、進行タイミングを確認するためのもので、ワイヤレスの電波を傍受して記録されるもの。PAを通さない超ダイレクトな楽音や歌声が楽しいものの、必ずしもライヴ全編を録音できるとは限らず、バランス・ミックスも独特。そのため、オーディエンス録音とマトリクスするのが一般的ですが、本作はIEMそのものを全編記録しています。その傍受サウンドは、ステージの裏側を丸裸にする秘匿感いっぱいのお宝。大きな音が炸裂している現場でも把握しやすくするためか、極端にアタックの強いサウンドはアートとしての音楽作品とは呼べませんが、演奏のタッチはプラグを脳に差し込んだかのように鮮烈。曲冒頭の「1、2、3、4!」のカウントも耳元サウンドですし、メンバーがなにをヒントに演奏しているかが丸わかりなのです。特に面白いのは「Stranger In Town」で突然入ってくるクリック音。「Holy War」のイントロ等でも聴けますが、「Stranger In Town」は曲丸ごと。新曲のプログレ・ナンバー「Great Expectations」等なら分かるものの、そちらは生演奏で完璧にこなしながら、特に難解な曲というイメージもなかった曲をクリック頼りに演奏していたとは意外です。そうした裏舞台を眺める面白さだけではありません。先ほども書いた通り、バランスは見目麗しいオーディエンス録音の傑作『BUDOKAN 2016』には遠く及ばないわけですが、その一方でデヴィッド・ペイチのピアノ・ソロ等では、アンサンブルを気にしないで済む。そうなると、残響ゼロの鮮烈サウンドの威力は全開。演奏の機微まで脳内で演奏されるようなド直結感がたっぷりと味わえるのです。貴重にしてステージ運営の裏側まで透けるIEMアルバム。毎回毎回、精緻で完成度の高い生演奏がどうやって生まれているのか、その秘密を丸裸にする1枚です。『BUDOKAN 2016』はファンでなくても絶品のTOTOライヴが楽しめる超傑作でしたが、本作は間違っても万人受けするとは言えない。しかし、だからこその・リリースでもあるのです。ファンには分かる、ファンにしか分からない醍醐味がハイクオリティでたっぷりと詰まった1本。音源の意味を理解し、楽しむ気持ちのある方の手に渡ってこそのブートレッグ。その面白さ、楽しさが分かるあなたに、ひっそりと本作を贈ります。 Live at Budokan, Tokyo, Japan 7th March 2016 In Ear Monitor Recording(from Original Masters) Disc 1 (56:55) 1. Introduction 2. Running Out of Time 3. I'll Supply The Love 4. Burn 5. Stranger In Town 6. I Won't Hold You Back 7. Hold The Line 8. Georgy Porgy 9. Afraid Of Love 10. Bend 11. Pamela Disc 2 (71:57) 1. David Paich Piano Solo 2. Great Expectations 3. Without Your Love 4. Bridge of Sighs / Steve Lukather Solo 5. Holy War 6. The Road Goes On 7. Orphan 8. Rossana 9. On the Run / Goodbye Elenore 10. Africa

Toto トト/Tokyo,Japan 2016 IEM Version

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