1982年「DIVER DOWN」リリース後のUSツアーより、貴重なライブ音源や映像を、いずれも過去最高のベスト・クオリティーにてコンパイル。まず音源には10月11&12日の2日間行われたラーゴ、キャピタル・センター公演初日11日のライヴを、当時としては驚異的な高音質オーディエンス・レコーディングにてコンプリート収録。これまでほとんど流出していないレア・ライブ音源で、バランスや臨場感も文句なし。何よりこの時期のフル・ライブはオーディエンス録音といえ希少なので、ファンなら要チェック。 そして映像DVD-Rも貴重な2公演を収録したもので、まず1枚目はこの2日目となる翌日12日公演を、近年発掘された関係者流出のマスター・クオリティー、プロショットにてコンプリート収録。VHS時代から定番アイテムとして出回ってはいたものの、クオリティーは決して良くなかっただけに、今回の映像はカンペキなアップグレード版。特に音声はかなりリアルで臨場感に溢れており、やはりデイヴ時代のコンサート丸ごと収めたプロショット・フルライブは殆ど皆無なだけに、決定版と云えるもの。さらにDVD-R2枚目には同北米ツアーより10月27日モントリオール公演を、2F席ステージからの、当時のオーディエンス・ショットではこれ以上は有り得えない奇跡的なアングル・クオリティーにてこちらもコンプリート収録。これ以後演奏されることのない"The Full Bug"、またキンクスのカバー"Where Have All The Good Times Gone!"、"Hang 'Em High"などのレア・ナンバーに、ライブならではの各メンバーのソロも聞き所で、特に終盤のエディーのソロは必見。このツアーの全貌をレア音源と映像で集約した永久保存マスト・アイテム