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David Lee Roth デヴィッド・リー・ロス/PA,USA 1986

「1986年のDAVID LEE ROTH BAND」……なんという魅惑の響きなのでしょう。それはいくら追い求めても、どうしても手が届かない永遠の憧れ。それは幾多のハードロックファンを音源地獄に叩き落としながら、それでも全貌を明かさない究極のロック・ショウ。絶対無比のパラダイスを約束しながら、その姿を霞の向こうに隠したハードロック・シャングリラ。そんな「1986年のDLR BAND」を収めた新たな傑作録音が、約30年の刻を超えて発掘された。それが本作なのです!アメリカン・ハードロックを愛する方なら、本作の登場に喜びを抑えられない気持ちを分かってただけると思いますが、念のため、最初から順にご説明しましょう。「1986年のDLR BAND」とは、かの超名作「EAT ‘EM AND SMILE」を創り上げた5人、デイヴ・リー・ロス、スティーヴ・ヴァイ、ビリー・シーン、マット・ビソネットがそろった唯一のツアーなのです。英米の別さえも超えて“究極のハードロック・バンド”と言われたこの5人は、次作「SKYSCRAPER」も制作しましたが、その直後にビリーが解雇。その後のツアーでは、グレッグ・ビソネットがベースを弾いていました。当然、オリジナルVAN HALENさえ凌駕する凄腕が集った「1986年のDLR BAND」には注目が集まるわけですが、このツアーはオフィシャルはおろか、プロショットもサウンドボードも一切ない! 地球上、いや、歴史上の最高峰ロック・バンドにも関わらず、その記録が存在しない!! この歯がゆさ、この悔しみ、この無念。その想いをわずかでも晴らしてくれるオーディエンス記録にしがみつくしかない……。ところが! なんと、そのオーディエンス記録ですら恐ろしく希少なのです。まともな録音と言えば、9月19日のシカゴ公演、12月14日のフレスノ公演しかない(どちらも「EAT ‘EM AND SMILE IN CHICAGO」「SHYBOY IN FRESNO。それはそれは、希少で凄まじい「1986年のDLR BAND」。その“第3の決定盤”として登場したのが、本作なのです!長くなりましたが、これだけの希少音源を録音したのは、実は日本人。そう、本作はオジーの「ULTIMATE LIVE IN PHILADELPHIA」を記録した日本の名匠によるもの。テーパー自身から手渡しされた、紛れもない全世界初公開マスターです。そのサウンドは、非常にクリアで、“究極バンド”の凄味をこれでもか!と伝えてくれるのです。そのショウは、“究極”の名に恥じないスーパー・スペクタクル。超名盤「EAT ‘EM AND SMILE」の全10曲から7曲が取り上げられ、オープニングからいきなりの「Shy Boy」!!!! それらの名曲群を挟み込むように、これまた超名曲のVAN HALENの傑曲が並ぶ。しかも、それを弾いているのは、他でもない超人スティーヴ・ヴァイに、達人ビリー・シーン。歴史上の大革命児エディ・ヴァン・ヘイレンの妙技すら数段バージョン・アップさせ、さらに速弾きベースが幾重にも彩った「Unchained」「Everybody Wants Some」「On Fire」。こんなことが可能なバンドが存在していたなんて……。「EAT ‘EM AND SMILE」でも炸裂した激烈アンサンブルで蘇るVAN HALENレパートリーの数々。まさに、超・超・超……(中略)……超豪華。まさか、本当に“息を飲む”とは、思いませんでした。DAVID LEE ROTH BANDは、1988年に来日公演を果たしましたが、大盛況だったそのステージでも、ベースを弾いていたのはグレッグでした。そう、私たちは結局“究極のハードロック・バンド”を体験できなかった。現在では、当時は夢にも思わなかったデイヴのVAN HALEN復帰が現実のものとなり、東京ドームすら一杯にしている。その復活ショウを涙ながらに見つめた今になっても、本作から聞こえる「1986年のDLR BAND」は、あまりに圧倒的です。言いづらいことですが、正直な話をしましょう。DAVID LEE ROTHのソロは、決して売れ筋ではありません。もしかしたら、多くの方はVAN HALENこそを望んでいて、ソロには興味がないのかも知れない。だから、プレスCDにはできなかった。悔しい、本当に悔しいのですが、それが現実なのです。だからこそ、声を大にして言わせていただきます。「1986年のDLR BAND」は特別なんだ!と。「EAT ‘EM AND SMILE IN CHICAGO」でも、「SHYBOY IN FRESNO」でも、もちろん本作でも構いません。ダイヤモンド・デイヴが、彼自身の実力さえも超えて輝きまくった“究極のショウ”を、ぜひご体験ください! 「1986年のDLR BAND」の凄味を、“究極バンド”の素晴らしさを、1人でも多くの方に知っていただきたい。 Live at the Spectrum, Philadelphia, PA. USA 11th October 1986 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND(from Original Masters) Disc 1 (53:19) 1. Introduction 2. Shy Boy 3. Tobacco Road 4. Unchained 5. Panama 6. Drum Solo 7. Pretty Woman 8. Elephant Gun 9. Ladie's Nite In Buffalo ? 10. Everybody Wants Some 11. On Fire 12. Bump And Grind Disc 2 (63:51) 1. Ice Cream Man 2. Big Trouble 3. Yankee Rose 4. Guitar & Bass Solo 5. Instrumental 6. Ain't Talkin' 'Bout Love 7. Goin' Crazy 8. Jump 9. MC 10. California Girls

David Lee Roth デヴィッド・リー・ロス/PA,USA 1986

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