1984年リリースのセカンド・アルバム「WINGS OF TOMORROW」時の地元スウェーデンでのツアーより、10月17日ストックホルム公演が未発表のサウンドボード音源より、ほぼコンプリート収録。後に正式メンバーとなるキーボードのミック・ミカエリがサポートとして参加、またオリジナル・ドラマーのトニー・レノの最後のツアーとなったもので、そのセットはファーストとセカンドからのベスト選曲的な内容になっており、オープニング・チューンはハード&ヘヴィな"Scream Of Anger"、そして続くは北欧らしい名曲"Stormwind"、"Wasted Time"、"Treated Bad Again"、"Paradize Bay"、"Farewell"といった初期のアルバム収録曲のライブ・ヴァージョンはレア。またライブならではのジョン・ノーラムのギターソロでは幻想的なキーボードをバックに、ゲイリー・ムーアを彷彿させる泣きのプレイを披露。またインスト"Boyazont"ではゲイリー直系の弾きまくりと、ギターファン必聴のプレイが満載のうえ、感動的な名バラード"Open Your Heart"、北欧メタル史に残る名曲"Seven Doors Hotel"など全編聞き所。さらにクオリティーも放送用音源使用のサウンドボード音源にデジタル・リマスタリングを施したベスト・クオリティーにて収録。