盟友Sami Yaffa、The WildheartsのフロントマンGinger等を迎えたニュー・バンドを率いておこなわれた今回の来日ステージは、「Not Fakin' It」で歌われている掛け値なしのR&Rシンガー=Michael Monroeの魅力が存分に発揮された素晴らしい内容となりました。冒頭からファンの度肝を抜くDemolition 23時代のシングル・カット曲「Nothin's All Right」で幕を開けた超ハイ・テンションなライブは、ハノイ時代の楽曲、『Not Fakin' It』収録曲、『Demolition 23』期の楽曲、さらには新曲をも含む入魂のパフォーマンスの連続となっています。ライブ・バンドとしての完成度の高さも特筆に値するもので、名曲「Hammersmith Palais」では「Holidays In The Sun」風のコーラスが入る等、バンドが一丸となってカリスマMichael Monroeを盛り立てる姿はただただ感動的です。