2009年、100万枚を超えるセールスを記録し、彼らの代表的なアルバムとなった、1989年発売のセカンド「Cocked & Loaded」リリースの20周年アニバーサリーという事で、アルバム収録曲14曲を、全曲ライヴ完全披露するといった趣向のワールド・ツアーを敢行。その記念すべき、ワールド・ツアー初日となった09年1月12日東京公演を、関係者流出によるマスター・クオリティー、サウンドボード・ソースにてコンプリート収録。心地良いロックンロールのSlap in the Face、Never EnoughやRip and Tear、アルバムの隠れた名曲として名高いWheels of Fire、全米トップ20の大ヒット・バラーのBallad of Jayne、そしてグルーヴィなMalaria、Magdalaine等それら全てが聞き所満載。しかもほぼ半分以上の曲は、長らくステージではプレイしていなかった曲ばかりで、さらにデビュー・アルバム「砲」からのアタマ4曲のメタリック・ナンバーをダメ押しでプレイ。唯一バンドの創設者のトレーシー・ガンズが不在なのは残念なものの、湿り気を帯びた個性的なフィルの歌声こそがバンド最大の魅力。セカンドを全曲、ファーストからは4曲、迷走し始めたサードからゼロという、これ以上望めない最高水準のライブをカンペキにここに再現。なお布陣は全盛期からの残党組のボーカルのフィル・ルイス、そしてドラマーは元W.A.S.Pとしても有名なスティーヴ・ライリー、ギターは元ROXX GANGのステイシー・ブレイズ、ベースは元GENE LOVES JEZEBELのスコット・グリフィンとなっている。