奇抜なメイクとインパクト抜群のキャラクター、楽しいビデオ・クリップなどで一世を風靡したトゥイステッド・シスターの貴重なライブ音源をオリジナル・マスターから2種カップリング!ディスク1にはバンド唯一の東京公演である1985年3月1日のNHKホール公演を高音質オーディエンス録音で78分完全収録。「Stay Hungry」のヒットで遂に実現した日本ツアーは東京・名古屋・大阪の3公演が行われましたが、ライブCDは初登場で、本盤はトレーダー間でも一切出回っていないオリジナル・テープを使用しています。太く生々しいサウンドで収録されており、バンドのエネルギッシュな演奏と場内の熱気がびんびん伝わってくる素晴らしい内容になっています。Under The Blade終演後、ディーが最初のMCを行い、わかりやすい英語で「ここで演奏するまですごく長い時間がかかったけど嬉しい」と観客に語りかけます。殆どの曲をメドレーで演奏し、その力強い演奏で観客を大いにエキサイトさせます。You Can't Stop Rock 'n' Rollの後にはバンドを信じてサポートし続けてくれた日本のメディアへの感謝の気持ちが語られます。ショウ後半では5分以上のA. J. ペロのドラム・ソロに続いてお馴染みのドラムイントロからWe're Not Gonna Take Itがスタートすると場内は大興奮。この曲をこんなに速く演奏していたのか、と驚かされる程の熱演であり、当時、HMを愛聴していたファンは涙無しでは聴けないテイクでしょう。(オーオーオーとイェイ!とテンポ良く叫ぶ中盤、更には後半のサビの日本人観客の大合唱は感動的です。)11分近い熱演を聴かせるI Wanna RockではMTVビデオ同様のギミックがイントロで再現され、曲が始まると観客はまたも大熱狂。サビの盛り上がりも前曲同様凄いことになっており、ディーの観客を扇動し巧みにコントロールするMCも凄い迫力です。座って見ている観客へのスタンドアップコールも聴けます。メンバー紹介に続く、ファースト・アンコールはThe PriceとS.M.F.で、熱い演奏の後、バンドは一旦引っ込みますが、演出なのかテープが流れ、それでも観客は熱狂のコールを続けます。ディーの感謝の言葉に続き、ラストアンコールはI Am (I'm Me)が演奏され、ライブを力強く締め括ります。トゥイステッド・シスターの日本公演は本当に凄かった、という伝説をリアルに証明・再現するファン必聴の一枚と言えるでしょう。ディスク2には「Come Out And Play」に伴う1986年UKツアーより4月20日のノッティンガム公演を約80分に渡って超高音質オーディエンス録音で完全収録しています。録音者はお馴染みCrazy S.で、既発Langley盤と同マスターですが、本盤は適度なリマスターを施してあり、より高品質なサウンドで迫力満点のライブを楽しむことができます。こちらはサウンドボード録音に匹敵する最高音質で録音されており、貴重な1986年ツアーのライブをベストなサウンドで堪能できます。80年代中期の日・英でのライブをオリジナル・マスター・テープから収録したファン必聴・必携の一枚。これは本当に凄いですので是非聴いてみてください。