1991年12月6&7日NY,MSGにてラッシュの前座を務めた際の2公演を、いずれもハイクオリティー・ステレオ・サウンドボードにてコンプリート収録。関係者流出のマスターDAT・ソースをダイレクトに使用したレア音源で、初日の1曲目In Controlで、出だしの爆音部分で、一瞬音が不安定になる以外は、安定した完璧なステレオ・ラインにて収録。サード・ソロアルバム「Meltdown」のプロモーションで行われたツアーゆえ、同アルバムからメインにセレクトされており、フュージョンやジャズ・タッチのプレイと違い、よりヘヴィ・メタルな感触をソロ、リフで披露。中でもEarthshakerは珍しいブルース・タッチの曲でセットの中でも異彩を放出。メンバーも後期Pride & Gloryに参加し、のちにBlack Label Societyのベーシストとして活動するジョン・デサーヴィオ。そしてブライアン・ティッチーは後期Pride & Glory参加後、Slash's Snakepit 、Foreigner、Ozzy Osbourneのツアーに参加するなど定評のあるドラマーで、このリズム・セクションの正確無比なプレイで、ヴィニーのプレイをバックアップ。卓直結の録音テープゆえに、曲間での歓声は殆ど収録されておらず、臨場感は味わえないものの、逆に3人のテクニカルなプレイをダイレクト感いっぱいに堪能できる最高のインストゥルメンタル・ライブ!