METALLICAの、いえ、“ヘヴィメタルの”最高傑作アルバムが誕生しました! “世界一有名なデモ”と呼ばれた「NO LIFE ‘TIL LEATHER」セッションを、編集前マスターから完全復刻! 「本物のNO LIFE ‘TIL LEATHER」よりも若いジェネの「オリジナル・マスター」バージョンに加え、現代のメタル耳にも鮮烈な「デジタル・リマスター」バージョンも収録し、マニアから初心者まで全メタル者が楽しめるデラックス仕様です。さらには伝説の“クリフ・バートン&デイヴ・ムステイン”競演や歴史的な初録音も収録。史上最強のメタル・ヒーローが集ったスーパーバンド、デイヴ・ムステイン時代のMETALLICA。その最高峰録音を究極に磨き上げたスタジオ・アルバムです!!「いくら伝説でも所詮デモだろ」と侮るなかれ、「NO LIFE ‘TIL LEATHER」は一般的な「デモ」とはわけが違います。実際、METALLICAデモのほとんどは作曲段階で確認するための習作や試作ですが、「NO LIFE ‘TIL LEATHER」は録音の経緯から違い、本来デビューEPとなるべく作られたもの。パンクレーベル「HIGH VELOCITY」のオーナー(ケニー・ケイン)が出資して制作されましたが、出来上がった録音を聴いたケニーは、METALLICAがパンクバンドではないと気づいてデビュー話が立ち消え。その結果デモとして広まることになりました。METALLICAの初期デモは、ほとんどがオリジナルベーシストのロン・マクガヴァニーのガレージで録音されましたが、「NO LIFE ‘TIL LEATHER」は“初のプロフェッショナルなスタジオ録音”なのです。レコードデビューのつもりで作っていますから、当然、全曲アレンジも完成されており、すでにライヴを重ねているだけに普通のスタジオアルバムよりもこなれているほど。しかも演奏には「これで世界に打って出てやる!!」という若い気合いがギュウづめなのですから、もはや「デモ」などという言葉で語られるレベルではありません! この伝説セッションは2台のレコーダーで同時に録音され、大元マスターの1本はラーズ・ウルリッヒ、もう1本はマクガヴァニーの手に残りました。当時、実際にデモのマスターに使われ(そして世界を変え)たのは「4thジェネ・コピー」。しかし、本作はそれよりもずっと若い「1st?2ndジェネ」と言われるマスターを使用しています。もちろん、本物の「NO LIFE ‘TIL LEATHER」よりもグンと音が良く(!!)、デモではカットされていたスタート・カウントや録音ミスまでもが生々しい、未編集のテープです!このマスターは、10年以上前に「THE REAL NO LIFE ‘TIL LEATHER」としてリリースされ、アングラ界を席巻したデモブートと同じもの。当時は画期的であった「THE REAL?」も、当時の拙い技術のせいでデジタル化の際にノイズが混じり、ピッチも不安定。現代の耳で聴くと「せっかくの伝説テープが……」とタメ息がこぼれてしまうものでした。しかし今回は、アナログ復刻技術ノウハウの進んだ2014年バージョンでお届けします!まず、ディスク1を再生して飛び出すのは、ド迫力のデジタル・リマスター・バージョン。デモの弱点である音の細さを現在の技術で克服し、21世紀のメタル耳でも毎日楽しめる最高のメタルサウンドを実現しました。ズ太く、がっつりと響く低音は、メタル度100%! 未編集オリジナルテープの証に、「NO LIFE ‘TIL LEATHER」デモでは消されていたカウントやミススタートがしっかり残っており、マクガヴァニーが「俺たちは“Motorbreath”から録音を始めたんだ」と語る通りの曲順も、マスターのリアリティを物語っています。続くトラック8?9は、クリフ・バートン加入直後の「MEGAFORCE DEMO(別名KUSF DEMO)」。新編成をレーベル各社にお披露目するため、ベイエリアの地元ラジオ局「KUSF」で録音されたものです。こちらもガレージの手作り録音ではなく、れっきとしたプロ収録。なにより注目なのは、この2曲を奏でているメンツです。JAMES HETFIELD/LARS ULRICH/DAVE MUSTAINE/CLIFF BURTON………名前を並べただけで背中がゾクゾクしてくる! そう、これこそがクリフとムステインが競演した世界唯一のスタジオ録音。正真正銘、史上最強・世界最高バンドの記録なのです! 4人の天才たちが「この音で契約を取る!」の気概に満ちた演奏をブチかます………わずか2曲ですが、「NO LIFE ‘TIL LEATHER」に負けずとも劣らないウルトラテイクです。この最強メンツで鳴らす必殺の「Whiplash」……もう、言葉が見つかりませんっ!もうお気づきでしょう。「NO LIFE ‘TIL LEATHER」「MEGAFORCE DEMO」の2録音で「KILL ‘EM ALL」の(ベースソロ「Pulling Teeth」を除く)全曲が押さえられる。つまり、現在サウンドで甦った本作こそ、ムステインバージョンの「KILL ‘EM ALL」であり、“真のファーストアルバム”なのです!実際、カーク・ハメットが加入するのは「KILL ‘EM ALL」の制作前夜で、彼の真価が爆発するのは「RIDE THE LIGHTNING」以降。しかし、ライヴ数回だけで録音に臨んだカークと違い、ムステインはジェイムズやラーズと腕を磨き、楽曲を生み出し、曲と共に成長してきた男。そのソロは、楽曲と完全に一体化した構築美をたたえ、長年「KILL ‘EM ALL」を愛してきた耳でさえ、一瞬で納得させてしまう説得力に溢れています。これこそオリジネイターの凄味!最後にはスペシャル・ボーナス、コンピレーション盤「METAL MASSACRE」の初回プレスに提供された「Hit The Lights」も収録しました。ジェイムズがLEATHER CHARM時代に書いた曲で、まだバンドが完成していない時点の“METALLICA初録音”です。ジェイムズが出来に不満だったため、セカンドプレス以降(90年代の復刻CDでも)では、ムステインがすべてのソロを執る別テイクに差し替えられましたが、これは黒人ギタリスト・ロイド・グラントのソロが聴ける幻のオフィシャル・テイク。METAL BLADEレーベル20周年ボックスで初のCD化が実現しましたが、残念ながら現在では廃盤となって久しく入手困難。しかし、正規のデジタル化テイクが消えてゆくのは忍びがたく、ここに復活させました。正真正銘の“オフィシャル・リマスター”をお楽しみください!脳天直撃のメタル・サウンドを実現したディスク1はあまりに強力ですが、貴重極まる録音ゆえにテープに宿るリアリティも捨てがたい。そこで、ディスク2には、各テイクの“録音そのまま”のオリジナル・マスターを収録しました。実際、“生のサウンド”の生々しさ、ナチュラルでヴィンテージな“鳴り”は、言葉を失うほど素晴らしい。もちろん、ピッチの狂いもなく、徹底したノイズを除去を施しており、正しくスタジオの中で鳴っていた“伝説の音”そのものが聴けます! ボーナスの「METAL MASSACRE」も、再発CDではなくオリジナルLPからの復刻です。「スラッシュの命は初期衝動」とよく言われますが、単に初期なら良いというものではありません。粗暴なまでの勢いに溢れながら「俺の曲を世界に聴かせたい」「この録音で成功する」という魂がこもった音こそがまばゆく輝く。つまり、メタルの天才が初のプロフェッショナル録音に立ち向かった本作こそ、すべての条件が揃った理想像です。後に大作主義やカークの叙情味も飲み込んで壮大に進化してゆくMETALLICA、フュージョンライクなクリス・ポーランドを得て複雑に深化するMEGADETH。本作は、その双方の遺伝子がクッキリと刻まれた、“真のオリジナル・スラッシュ”アルバムなのです!理屈抜きに史上最強のメタルを心ゆくまで楽しむディスク1、伝説セッションの空気をそのまま味わうディスク2。どちらもスラッシュの命たる初期衝動に突き動かされながら、プロフェッショナルでもある名盤中の名盤。METALLICAのデモブートは無数にありますが、本作は完全に別格です。 Demos recorded at Chateau East Studio, CA. 6th July 1982 & KUSF SF, San Francisco, CA. 16th March 1983 STEREO SBD. Disc 1 “DIGITAL REMASTER DISC” (43:36) “NO LIFE ‘TIL LEATHER” SESSION 1. Motorbreath 2. The Mechanics 3. Jump In The Fire 4. Seek & Destroy 5. Phantom Lord 6. Metal Militia 7. Hit The Lights 8. Whiplash 9. No Remorse “MEGAFORCE DEMO (aka. KUSF DEMO)” 8. Whiplash 9. No Remorse BOUNS TRACK “METAL MASSACRE” 1ST PRESSING VERSION 10. Hit The Lights (From “Metal Blade’s 20th Anniversary Box”) Disc 2 “THE ORIGINAL MASTER DISC” (43:33) “NO LIFE ‘TIL LEATHER” SESSION 1. Motorbreath 2. The Mechanics 3. Jump In The Fire 4. Seek & Destroy 5. Phantom Lord 6. Metal Militia 7. Hit The Lights “MEGAFORCE DEMO (aka. KUSF DEMO)” 8. Whiplash 9. No Remorse BOUNS TRACK “METAL MASSACRE” 1ST PRESSING VERSION 10. Hit The Lights (From 1st Pressing LP “Metal Massacre”) STEREO SOUNDBOARD RECORDING James Hetfield ? Vocals, Rhythm Guitar, Bass(track 10) Lars Ulrich ? Drums Dave Mustaine ? Lead Guitar Ronald McGovney ? Bass(track 1-7) Cliff Burton ? Bass(track 8-9) Llyod Grant ? Guitar Solo(track 10)