ゲイであることをカミングアウトをしながらも、サウンド面では良質なロックンロールで、一般の過小評価とは裏腹に解散後も根強い人気を持つ彼らの、絶頂期と云える1978年のステージをいずれも放送用マスターからのオフィシャル・クオリティー・サウンドボードにて収録78年USツアーから6月11日サンフランシスコ公演と、6月15日のニューヨーク・ボトムライン公演をカップリングしたもので、どちらも放送禁止となった"Glad To BeGay"やデビュー・ヒットである"2-4-6-8 Motorway"など 1stアルバムと同時期にリリースされたEPからの楽曲をほぼ披露。特に後半では、シングルB面でしか聴くことができなかったディランの "I Shall Be Released"のライブ・テイクを聴く事ができるのがファンとしては嬉しいかぎり。