魂の宿る町が輩出した偉大なるブラザーズ、The Neville Brothersの2008年4/18コロラドでのライブを、完璧なクオリティのステレオ・サウンドボード・マスターよりデジタル・リマスタリング収録。「Fire,On The Bayou」で幕を開け、あまりにも感動的なアンコール・パート「Amazing Grace」「One Love」で終演となる鳥肌モノのステージは、ソウル・ファンク黎明の60年代から、今や世界の”音楽ビジネス”を牛耳りその弊害からかつてない迷走期間へ突入してしまった”ブラック・ミュージック”の半世紀を、揺るぐことなく戦い抜いてきた生き証人ならではの説得力に溢れたものです。「My Blood」「Big Chief」におけるCyrilとWillie Greenの壮絶なリズムの応酬、ネヴィルならではのアレンジが光る「Nature Boy」等、全編聴き所満載の最高のライブ。Funkey Meters、Uptown All Stars、ソロ活動と、各人がそれぞれのプロジェクトを意欲的にこなしながらも、ひとたび”The Neville”の旗の下に集うやとてつもないサウンドを生み出してしまう・・・集合離散を繰り返す数多のバンドでは到達し得ない”血”による結束と化学反応の証明がここにあります