スライの『暴動』から『FRESH』、そして最期の『Small Talk』、70年代半ばに発表されたこの名盤までをもってスライの音楽の全てとするのはファンであれば誰もが認める黄金期スライを総括するこの時期のライブ音源はこれまで質・量ともに恵まれていませんでしたが、リリースされたこのアイテムは74年11月9日のカンサスでのステージを高音質で収録されたファン待望のサウンドボード音源です。唯一の難点はバランスが少し悪くヴォーカルのミックスがやや小さめなことですが、その分ベース・ラインが強調されていてオフィシャル盤とはまた違ったスライのライヴが堪能できます。全12曲収録盤。