1973年ファンカ名義による“Cosmic Slop”レコーディング時期にウエストバウンドに残した未発表デモやアウトテイクを集めたレア・コンピレーション! しかもこの前後も含めた70年代初期の未発表レコーディング作品を収めたオフィシャル「TOYS」とは一切ダブリもなく、さらに貴重でディープな音源をトータル38トラックも収録した、まさに「Bサイド:TOYS」と云える内容で、そのクオリティーも関係者流出によるマスター・サウンドボード・ソースからのダイレクトCD化ゆえ、オフィシャル・クラス。そして何といってもクリントンを筆頭に、パーラメント/ファンカデリックのフル・メンバーが参加して行われていたセッションは、バーニー・ウォーレルやブーツィー・コリンズといった主要メンバーはもちろん、そのブーツィーとどファンクなジャムを繰り広げるエディ・ヘイゼル、その鋭角なギター・サウンドで一発でわかるゲイリー・シャイダーなど、まさにPファンク最強軍団オールスターズによる貴重なテイクやオルタネイト・ミックスがたっぷりと。そしてこのセッションから後のアルバムに収録されているナンバーも多数あり、パーラメント名義では翌74年にリリースされた「Up For The Downstroke」にはタイトル・ナンバーや!I Can Move You If You Let Me”や”Presence Of a Brain”のオルタネイト・ミックス。また翌75年リリースの「Chocolate City」に収録される”Ride On” “Bigfootin” “Together”なども別ミックスにて。さらにファンカデリックでも74年の「Standing On The Verge」にタイトル・ナンバーや”Red Hot Momma”の別ヴァージョン、後の「Hardcore Jollies」収録の”Soul Mate”のインスト・ヴァージョンなどはオフィシャル・テイクと聞き比べるのも楽しいところ。P-ファンカー達が最もファンクネスかつ、ヘヴイなサウンドを追求していた最強の時期の最高のドキュメントがここに。