スティーブ・キューンはニューヨーク出身のピアニストであり、キャリアの最初期はジョン・コルトレーン・カルテットの初代ピアニストとなることに。その後ヴィーナス・レーベルでの活動をメインに、さまざまな曲折を経るも、ピアノ・トリオ作品を量産。そして現在も現代最高峰のジャズ・ピアニストと称される彼の貴重な60年代のライブ音源がここに。本タイトルは、1969年3月1日フランス、パリで収録されたスタジオ・ライブを、近年フランスの国営ラジオ放送にてオンエアーされた放送用音源より、オフィシャル・クオリティー、ステレオ・サウンドボードにて42分にわたり収録。 まず時期的にはBYGレーベルからアルバム「CHIDHOOD IS FOREVER」をリリースした頃で、そこから「Baubles, Bangles & Beads」と「I Waited For You」の2曲も披露しており、アルバム同様やや荒削りながらも、若き日の迫力のあるピアノ・トリオによるセッションは、貴重な音源ゆえ、ファンは必聴マスト・アイテム。 1. Baubles, Bangles & Beads (06:51) 2. I Waited For You (08:22) 3. Here I Am (07:28) 4. Bits And Pieces (10:02) 5. Lament [fade out] (08:01) [Live at Studio 105 Maison De La Radio, Paris, France, March 1st 1969 : Stereo Soundboard Recording] Steve Kuhn - piano / Jean-François Jenny Clark - bass / Aldo Romano – drums