70’sブリティッシュ・ロック・シーンの中でも、ブルース・ハード・ロック的アプローチをとったバンド中、最もヘヴィなサウンドで、とりわけドイツで人気を誇ったスティーム・ハマーの、1972年にドイツのみでリリースされた4thアルバム「Speech」リリース後のUKツアーより、7月13日ロンドン・マーキー・クラブでのギグを、当時としてはまずまず良好なオーディエンス・レコーディングにてほぼコンプリート収録。メンバーチェンジを経てリリースされた「Speech」は、難解な楽曲を強烈な演奏で収録したアルバムで、ハード・プログレの名盤として再評価される中、ここでは前半では「Speech」からの楽曲、そして後半は1970年にリリースされた「Mountains」からのナンバーを中心としたセットにて。そして冒頭の27分に及ぶ「Penumbra」、そして後半の「Riding On The L&N」や「Hold That Train」ではライブ・バンドとしての圧巻な演奏が繰り広げられており、さらにDISC 2には、1970年のドイツで行われたフェスティバルからのライブ音源も2公演を収録。クオリティー的にはきびしいオーディエンス・ソースながら、1972年レディング・フェスティバルからの「Penumbra」での22分に及ぶ演奏はやはり圧巻。 Disc 1 : 1. Introduction 2. Penumbra 3. Telegram 4. Unknown 5. Riding On The L&N 6. Hold That Train 7. Junior's Wailing [Live at Marquee Club, London, UK July 13th 1972] Disc 2 : 1. Supposed To Be Free 2. When All Your Friends Are Gone 3. Drums Solo 4. Riding On The L&N 5. Junior's Wailing [Euro Pop Festival, Munich, Germany 10th July 1970] 6. Riding On The L&N 7. Hold That Train 8. Junior's Wailing [Germany 17th May 1970] 9. Penumbra [Reading Festival, England, UK 12th August 1972] MARTIN PUGH - Guitar / LOUIS CENNAMO - Bass / JOHN LINGWOOD – Drums / BRUCE PAYNE - Guitar, Vocal