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Jeff Beck ジェフ・ベック/Broadcast Young Jockey 1972

1977年7月17日に放送されたヤング・ジョッキーを約1時間に渡って収録しています。音質は当時のエアチェック・テープとしては上々とも言えるもので、このままラジオ・アーカイヴとしても公式放送できる程の音クオリティです。言うまでも無く、当時の熱心なリスナーの音楽ファンが、35年(!)に渡って、大切に保管してきたテープを使用しています。今回の番組が素晴らしいのは、おそらく1972年に収録されたジェフ・ベックのインタビューを軸に、楽曲を流しながら、ジェフの歴史を遡るというもので、その練られた構成、的確なコメントも見事なもので、単なるベスト曲紹介に留まらない、聴きながら「流石、ヤング・ジョッキー」と唸るしかない、実に聴き応え満点の内容になっています。インタビューは、番組では1970年初頭と言ってますが、内容を聴くと、冒頭、新作のオレンジ・アルバムについてジェフが熱心に語っていますので、1972年と思われます。内容は海外のインタビューアーとのやりとりであり、大変、生々しいコメントを聴くことができます。インタビューアーが結構、つっこんで色々聞くのが面白いです。DJの通訳のテンポも良く、よるある退屈なインタビューメインの内容とは、明らかに一線を画す、非常に楽しい内容で、どのレベルのファンにもお薦めできます。 下記は面白かったジェフのインタビューの抜粋です。 (オレンジアルバム) スティーブ・クロッパーのプロデュースがなかなか良い仕事をしてくれて、Rough And Readyよりは良い音が出来た。ドラムの音が良い。 (ミッキー・モスト) 彼は技術的に最低だった。ミッキーはカンヌでヨットに乗って遊んでばかりいた。シングルヒットにしか興味の無い奴だった。今までの経験の中で間違いなく一番あほらしかったのは、ミッキー・モストと一緒に歌をやったこと。(Hi Ho Silver Lining) (自動車事故) 事故の後遺症と言う意味では、ときどき、考えるのに苦労するようになった。医者の話では、こういう状況が2,3年続くだろうと。演奏していると、非常に良い所まで高揚するのだけど、その時点で、全然関係ない事を考えてしまう。11歳のときに、車にぶつけられ、その時に頭を打って、その部分がデコボコになっていて、その部分を今回またぶつけて、更にデコボコになってしまっており、医者が非常に心配している。結局、2年間の空白が出来てしまったが、マネジメントの問題をクリアしたり、今まで自分のやってきたこと、そして自分自身を見直す意味で有効な2年だった。入院の前までは6年間、毎日、休み無しに演奏していたが、退院後は全く弾けなくなっていた。指のトレーニングにはいらいらする。 (ヤードバーズ) あの時は19歳だった。ストレートに全てを放出できた時代で、自分にとっては良かった。自分は上手いギタリストではなかったけど、後の勉強になったから良いのでは。 (チャック・ベリー) チャックはもう10回以上カムバックしてる。5年先も同じことをやっているだろうけど、自分は、常に前進を続けたい。昔の曲をやるのは楽しい時もあるけどね。古い曲をやると、聴衆は喜ぶけど、批評家は文句を言う。新しい曲ばかりやる必要もないのだけど、聴衆に前のヒットを忘れさせる目的があるというなら、それはそれで良いのでは。 (第一期ジェフ・ベック・グループ) 旧ジェフ・ベック・グループが人気があった?全然だよ。まとまりも無くてファンキーでもなかった。レパートリーは凄く古いブルースだったし、一つも良くなかったよ。(でもステージでは良い雰囲気でしたよ、とインタビューアーが反論)ロッドは非常に運が良くて、今は凄く金を稼いでる。 (第二期ジェフ・ベック・グループ) グループを運営し続ける中で、メンバー同士の衝突と言うのは避けられないが、このグループは不思議と仲が良い。グループの一員であることには凄く安心させらることもある。グループでツアーをしたりするのは凄く楽しいことだ。ツアーは好きじゃないはずなんだけど、良い連中と一緒にいるのは凄く良い事だ。皆と遊んでいるのも楽しいし、それは昔からの夢だった。グループにいるってのは経済的にも良い事だし、自分にとってもプラスだ。自分は馬鹿だから、パーティなんかでわいわいやってるより、皆に一緒にいる方が楽しいんだ。ライヴではボブをもっとステージで注目させたい。 Broadcast Date: 17th July 1977 1. I Got to Have A Song(Jeff Beck Group, 1972) 2. DJ Talks 3. Interview 1 4. Hi Ho Silver Lining(Jeff Beck, 1967) 5. DJ Talks 6. Interview 2 7. New Ways/Train Train(Jeff Beck Group, 1971) 8. Interview 3 9. Heart Full of Soul(The Yardbirds, 1965) 10. Interview 4 11. Ice Cream Cakes(Jeff Beck Group, 1972) 12. Interview 5 13. Rock My Plimsoul(Jeff Beck Group, 1968) 14. Interview 6 15. Freeway Jam(Live)(Jeff Beck, 1977) 16. Interview 7 17. I Can't Give Back the Love I Feel For You(Jeff Beck Group, 1972) 18. Outro 19. News

Jeff Beck ジェフ・ベック/Broadcast Young Jockey 1972

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